5月に読んだ本

印象深い本を読みました
『太陽の棘』 原田マハ
戦後の沖縄に赴任したアメリカ軍の精神科医と沖縄芸術村の住民たちとの出会いと響きあい
敗戦にもつぶされなかった芸術村の住人たちの
ほとばしるエネルギー、
プライドと怒りと悲しみ、
理解できることと理解しえないこと・・・
読後複雑な気持ちになりました

もう一冊は
『翼がなくても』 中山七里
オリンピックのホープとして練習に励むアスリートが
交通事故にあい片足を失う
そこからパラリンピックをめざして再び立ち上がる
交通事故の運転者だった隣家の幼馴染の若者が死亡するところから
ミステリーの要素も加わる
犯人はアスリートなのか?

〈その他に読んだ本〉
・『街道をゆく㉙ 秋田県散歩、飛騨紀行』 司馬遼太郎
・街道をゆく㉚ 愛蘭土紀行1』

・『彼女に関する十二章』 中島京子
なんか読んだことがあるような?とおもいつつ最後まで読んでしまいました

・『平凡』 角田光代
短編集
今の自分でないもう一人の自分がいるとしたらどんな人生を送っているだろうか?とか
過去のどこかで違う道を選んだらどうなっていたか?
など考えてしまうことがテーマになっていると思う
過去に自分を不幸にした
例えば別れた夫、恋人の新しい女などを
呪ってしまうことはないだろうか
不幸でいてほしいと呪うことは自分をも不幸にするのではないか
幸福を願うとまで言えなくても「平凡」でいてほしいと思うという
『平凡』のなかの言葉に納得する

・『海へ』 南木佳士
作者と思われる精神を病んだ医者が
海辺の旧友の医者の家を訪ねる
そこでの少女との出会いで元気づけられる
いつもの同じようなテーマですが
苦しい心のありようが書かれていて惹かれます

・『男のおばあさん 楽しく年をとる方法』 永六輔
「今日は全品二割引き」のチラシに引き寄せられて
偶然入った奈良の古本屋で購入した一冊です
「老いも病気も笑い飛ばす」永さんの強さに励まされました

4月に読んだ本

・田部井淳子さんの本を2冊読みました
『人生、山あり時々谷あり』
田部井さんの生きる姿勢に感動しましたそして
『再発!それでもわたしは山に登る』を読みました
がんが再発した田部井さんはできるだけ今までと同じ生活を続けようと決意します
講演活動や登山、ボランティアなど多忙なスケジュールをこなしながら
がん治療を並行してやっていく様子が日記の形で綴られています
強靭な精神力でやり切っていくのは田部井さんだからできることだなとおもいました
しかし、平凡な私にも勇気と励ましをくれました
「もっと楽しんで、自分のできることを精一杯やっていこうよ」
と背中を押されたような気がします
「としだから」を言い訳にしないで頑張っていこうとおもえました

・『本バスめぐりん。』 大崎梢
図書館の本の巡回バスの話です

・『たった、それだけ』 宮下奈都

・『路地裏のほたる食堂』 大沼紀子
教育実習で地元の中学に帰った主人公が同じ教育実習の同級生と共に
“缶猫”事件猫が缶に入れられ放置されるという事件の犯人を探る

・『たんぽぽ日記』 みつはしちかこ

・『街道をゆく』は「㉗因幡・伯耆のみち」と「㉘耽羅紀行を読みました」


今日、『街道をゆく』読書仲間と一緒に
㉔のなかの「奈良散歩」の道、
二月堂辺りを散策してきました
若葉がきれいな道をゆったり歩きました



今を楽しむ

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薦めてもらった本とは違うのですが
同じ田部井淳子さんの本『人生、山あり時々谷あり』
昨夜から読んでいて読み終えました
最後の方の「山と共に生きて」の章を読み進んでいたら
自然に涙が出てきました
山登りなどしたことのない私ですが
どこまでも前を向く田部井さんの生き方に
共感し励まされる思いがしました
田部井さんの本に出合えたことに感謝です
次は薦められた『再発それでも私は山にのぼる』を読もうと思います

くよくよしないで
今を精一杯楽しんでいこう!

3月に読んだ本

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・『あきない世傳 金と銀』シリーズ3作目が出ましたので早速買ってきて読みました
いよいよ幸が商いの才覚を発揮しはじめ「いいぞ~」と楽しみに読んでいきました
ところが終盤になって「奔流編」の名の通り、
進むべきか退くべきか切羽詰まったところで終了でした
ああ~次巻の発売が待たれます

・『神奈備』 馳周星
低気圧が2つも通過する雪山に神に会いにのぼっていく少年と彼を助けようと探す強力が
厳しい自然に挑んでゆきます
全編息詰まるような緊張感で一気に読みました
薦めていただいて読んでよかったです

・『街道をゆく 24 近江散歩、奈良散歩』 『25 中国・閩の道』 『26 嵯峨散歩、仙台・石巻』
読んでいきたいところがたくさんできました
彦根城を見たいし、近江八幡で舟に乗りたいし
東大寺あたりを散策するのもよし
渡月橋も渡りに行きたいし・・・
『街道をゆく』を薦めてくれた絵友さんの後を追うように読んでいますので
感想を話し合ったりしています
「まず春は奈良へ行きたいね」と話しています

<そのほか3月に読んだ本>
・『おれのおばさん』 佐川光晴
 父の横領事件のため東京の名門中学からおばさんの運営する児童肝児童養護施設で暮らすことになった陽介。パワフルなおばさんや仲間たちとの暮らしの中で成長していく姿が頼もしい

・『きょうはちょっとついてないだけ』 伊吹有喜
“ついてない”さんがリレーのように出てきます
それぞれに不器用にしか生きられないのですが
自分の納得できる生き方を見出していけそうな明るい明日が予想できて
うん、これでいいのだ~とほっとする本でした

・『七色の毒』 中山七里

・『のろのろ歩け』 中島京子

・『無名人のひとりごと』 永六輔

・『老いのさわやかひとり暮らし』 吉沢久子


2月に読んだ本

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12月の「司馬遼太郎展」に行ったとき興味をひかれた本
・『播磨灘物語』(上中下)を読了しました
先見の明があり
信ずるところに従ってゆるぎなく進んでいく
どんな状況でも生きることをあきらめない
己の利は考えず献身する
そんな黒田官兵衛の人間性に魅了されました
下巻の高松城攻めから中国大返しのあたりが特に面白かったです

・『街道をゆく21 南蛮のみちⅠ』
・『  〃   22   〃    Ⅱ』読みました
ザヴィエルの足跡をたどる旅です
司馬さんの旺盛な好奇心と博識に引き込まれて読み進みました
出会った人たちとの交流がたのしかったです
ちょうど関口知宏さんが「ヨーロッパ鉄道の旅」でポルトガルを旅されていたので
本の中にあることが映像で分かったところもありました

<その他2月に読んだ本>
・『むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く』 永六輔
ラジオ番組に関連し新聞に連載したエッセイをあつめたもので
永六輔さんの考え方に学ぶところが多かったです

・『永遠をさがしに』 原田マハ

・『わたしのこだわり 仕事・モノ・コト人生の流儀』 岩波書店編集部
川本三郎「禁止事項をつくる」、柳瀬尚紀「訳語に拘泥わる」、安野光雅「『走れメロス』にこだわる」などこだわりについて面白いエッセイがいっぱいでした

・『影踏み』 横山秀夫

・『掌の音符』 ・『貼れたらいいね』 藤岡陽子
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